内祝いを近所の知り合い作りのきっかけに
内祝いとは
「内祝い」というと、最近では出産祝いを贈ってくださった方へのお礼と認識されることが多いと思います。しかし本来の意味はそうではありません。
本来は、おめでたいことを身近な方々にもお裾分けし一緒に喜びを分かち合う、というような意味合いがあります。ですから、お祝いをいただいている、いないに関わらず、こちらから内祝いを贈っても良いのです。
知り合い作りのきっかけに
本来の内祝いの意味はあまり知られていなかったり、あるいは知られていたとしても、「赤ちゃんが生まれました」とこちらから先に贈り物をするのはなんだかお返しを催促しているみたいで気が引ける。そう思われる方はとても多いのではないでしょうか。
でもちょっと視点を替えてみましょう。
たとえばお隣に「赤ちゃんが生まれました。これから泣き声でご迷惑おかけすることがあるかもしれませんがよろしくお願いします。」と。またマンションやアパートの方は下の階の方にも「今後、足音などでご迷惑おかけしてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。」とご挨拶を兼ねて内祝いをお渡しすればスマートなうえ、今後子供の泣き声や足音による近隣トラブルも予防できるかもしれません。
そして何よりも近所に知り合いがいるというのは大変心強いことです。
何か困った時に、ご近所に助けを求めることができるような関係が築けていると安心して育児ができますよ。
是非内祝いを知り合い作りのきっかけにしてみてはいかがでしょう。
どんな物をあげたらいいの?
では、近所の方にこちらから内祝いとして贈る時にはどのようなものがいいのでしょうか。
あまり豪華で高そうなものを差し上げたのでは、相手に「何かお返ししなくては」と気を使わせてしまいますね。
本当に気持ち程度でいいと思います。相手が負担に感じない程度にお菓子やタオルなんかが無難なのではないでしょうか。
この時、特に内祝いののしはかけなくても問題ないとは思いますが、のしがかけてあればお子様の名前を相手に知ってもらうことができて、もしかしたら今後の会話のきっかけになるかもしれませんね。
公開日:2012年12月11日
カテゴリー:内祝いの常識