先方が喪中のときの内祝い


内祝いを贈ろうという時に、出産祝いをくださった方が喪中だった場合はどうすればいいのでしょうか。
贈ってもいいの?それとも「祝い」だなんて、内祝いを贈ったら失礼にあたる!?と迷ってしまうのではないでしょうか。
喪中に関係することは特にデリケートで、失礼があってはいけないので気を使いますよね。
一歩間違えると「なんて非常識な人なんだ」と、先方を怒らせてしまうことにもなりかねませんからね。

内祝いは贈っていいの?

内祝いは、出産祝いをいただいたことに対するお礼になりますので、喪中の方であっても贈って問題ありません
ただし、内祝いを贈る時期は四十九日が過ぎてからの方が良いでしょう
先方も何かと落ち着かない時期でもあります。

通常、内祝いは出産祝いをいただいてから1ヵ月以内に贈るのがマナーとされています。
しかし、四十九日が過ぎるまで待っていると1ヵ月以上経ってしまうという場合は、まず先に御礼状を送り、『内祝いは四十九日が過ぎた頃に改めて贈らせていただきます』という旨を伝えましょう。

四十九日を過ぎていても、先方が落ち着かないようであれば、時期を見て贈るようにしましょう。
相手を気遣う言葉を添えた御礼状を送るといいですね。

贈る品物の内容としては、喪中だからと気にすることはないと思いますが、内祝いのタブーとされている物は特に気を付けて、避けておいた方が良いかもしれませんね。(肌着、靴下、刃物…等)
タブーとされる物については、最近は随分堅苦しい考えがなくなってきているようです。しかし喪中の方にはできるだけ配慮した方が良いかもしれません。

のしはどうすればいい?

のしは通常通り「内祝い」でもかまいませんが、「祝い」という言葉が入るのはなんだか…と気になる場合には、のしを「御礼」として贈るといいでしょう。

贈る時期やのしなど、そのケースにより臨機応変に対応するようにしましょう。

公開日:2013年1月6日

カテゴリー:内祝いの常識

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