内祝いは不要への対処


タイプを見極める

出産祝いをいただく時に、「内祝いはいらないからね」と言われることもあると思います。
とてもありがたいお言葉なのですが、これがまたなかなか厄介だったりするのです。
なんで厄介なの!?と思われるでしょうが、この言葉には、社交辞令の場合と本当に本心から思っている場合とがあるからなのです。

社交辞令の場合
『内祝いはいらないと言いつつも、内心ではきっと内祝いが贈られてくるだろうと思っている。』

本心の場合
『本当に内祝いはいらないと思っているが、もし内祝いが贈られてきたら喜んで受け取る』

『本当に内祝いはいらないと思っていて、内祝いが贈られてきたらむしろ気分を悪くする』

おそらくこのようなタイプに分けられるのではないでしょうか。
内祝いはいらないと言ってくださった方がどのタイプなのか見極めることが重要なのです。

社交辞令のタイプの方に、言われた通り内祝いを贈らなかったら気分を悪くされた、なんてこともあるかもしれませんからね。

内祝いを贈ったら、相手の方の気分を悪くさせてしまうようなことが考えられる場合以外は、内祝いは贈った方が無難ですね。

いらないよと言われた場合の内祝い

内祝いはいらないと言われた場合に贈る内祝いは、通常通り半額程度でいいのか、何を贈るか迷いますよね。

ここは、あなたの見極め次第だと思います。

基本的には通常通りの内祝いでいいのではないでしょうか。
しかし、本当にいらないよ、と心から言ってくださっているような場合は、気持ち程度の物を贈るのでも良いかもしれません。その場合、忘れずにお礼状も送った方がいいですね。

また、内祝いを贈ったら気分を悪くされてしまいそうな場合は、お礼状を送るか、お礼状プラス相手が気を悪くしない程度のちょっとした物を贈ると良いのではないでしょうか。

相手を立てるためにも、内祝いを通常通り贈らない方がいい場合もあるかもしれないのです。

そんなこと言われたって、どのタイプかなんてわからない、という場合は、気遣いをいただいたことに対する感謝も述べたお礼状と共に、通常通り半額程度の内祝いを贈りましょう。

公開日:2013年1月1日

カテゴリー:内祝いの常識

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